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RED/レッド

RED/レッド
Red
2011.1.29公開(日本)
監督 ロベルト・シュヴェンケ
脚本 原作:ウォーレン・エリス,カリー・ハムナー
     脚本 ジョン・ホーバー,エリック・ホーバー
出演者 ブルース・ウィリス,モーガン・フリーマン
       ジョン・マルコヴィッチ,ヘレン・ミレン


評価:☆☆☆☆

アメリカも高齢化社会が進んでいるんだろうか?

年寄りが主人公の映画って今後の日本には、
絶対必要なものだと思うんだけど、
いまの日本は年金の至急が先送りになるだの、
若者の負担が増えるなどろくなことがなくて、
老人のことを考えると暗くなるばかりだ。

そんな中、この映画である。

正直、借りたくはなかったのだけど、
一日一本は映画を見ようと自分ルールを作ったので
借りてみた。

ヘレン・ミレンという役者は知らないけれど、
ほかの役者は知ってる人ばかりで、
マルコヴィッチなんて『マルコヴィッチの穴』以来、
久々に見たけど、やっぱりいいなーって思う。
あの頼りない感じとか。
マルコヴィッチが好きだ。

人を楽しませるのがエンターテイメントで
それを代表するのがハリウッド映画だと勝手に思っているのだけれど、
この作品はまさにハリウッド映画だ。

アクションも人物描写も面白くて、
星5つ与えたくなる誘惑に惑わされたけど、
何かが足らなくて4つにした。
暇つぶしに見るにはとても良い作品だと思う。

そして星5つ与える作品は、
自分の中で「芸術性」ということがキーワードになると今わかった。
「芸術」という面では物足りなかったから
僕はこの作品に星5つを与えられなかったのだ。

それは仕方のないことなのだ。

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運命のボタン

運命のボタン
The Box
2010.5.8公開(日本)
監督 リチャード・ケリー
脚本 リチャード・ケリー
出演者 キャメロン・ディアス、ジェームズ・マースデン

 

評価:☆    

はてなダイアリーかなにか忘れたけど、
映画の批評サイトについて批判が書かれてあった。
「自分が楽しめた映画にゴチャゴチャ理屈つけて
専門家ぶって否定する人がいるけど気持ち悪くないですか?」
みたいな内容で、投稿者はかなりご立腹のようだった。

もちろん、そんなことをはてなダイアリー(?)に投稿する人も
かなり気持ち悪いと僕は思っていて、
この人は映画をたくさん見ていないから、
いい映画と悪い映画の区別をつけることはできないし、
自分が良いと思った映画は他の人も良いと思うに違いないと考えている。
いい映画なのか悪いのかは個々の人生や価値観で異なるのだから
それぞれ感想が違って当然なのだ。
そしてそれぞれの感想が異なるのを楽しむのが
本当の映画好きってことなんだろうと思う。
映画の趣味で相手の性格とかわかったりするからね。
そっちも楽しむと。

そういえば昔、付き合っていた子と映画を見に行って、
相手を不快にさせたことがあった。
その子はまったく映画を見ないということもあり、
大体の映画には感動してしまうわけで、
どんな映画からでも吸収できるものがあると考えていた。
一緒に見に行った映画の名前は思い出せないのだけど、
恋愛のよくあるシチュエーションを並べただけのようなお話で、
「これを見ればあなたも恋愛マスター!」
みたいな売り文句だったような気がする。

この手の映画は僕は心底嫌いだ。
映画ってHOWto本みたいなものではなくて、
「世の中にはこんな変わった恋愛をする人もいるのか」と
自分の価値観を改めさせられるような作品がいい映画だと思っているから、
「こうやれば上手くいく」恋愛なんてあるのか?と思ってしまう。

でも彼女はすっかり感心してしまったわけで、
「こんなに恋愛の時の心理を描写できてる映画は初めて」
なんて言っているわけだ。
僕はなるべく感想は言わないようにしていたんだけど、
彼女のほうが「どうだった」としつこく聞いてくる。
「面白かったね」と一言さらっと言ってやればいいんだけど、
僕は本当に映画が大好きで、
映画をたくさん見てきたというプライドもあるから、
面白くなかった作品に「面白い」と言うことは、
本当に面白い作品に対して失礼だと思っている。
というか、嫌いな奴に「好き」なんて言えない。

僕はできる限り彼女を傷つけないよう言葉を選んで、
この映画が好きではないことを話したつもりだったが、
彼女はすっかり不機嫌になってしまった。
後日、彼女の妹もこの映画を見に行ったようで、
妹もいい映画だと思ったらしい。
そして僕のことを二人で
「この映画で感動できないなんて可愛そうな人ね」と
話し合ったそうだ。

可愛そうな僕は思う。
「毎日、お酒を大量に飲みすぎて、ちょっとのお酒では
酔えなくなってしまった」
わけではなくて、
「たくさんの銘柄を飲みすぎて、おいしいお酒とまずい酒の
区別がつくようになった」と。

そんなわけで『運命のボタン』である。
最初の5分で「(レンタルして)失敗した」と思ったけれど、
途中、もしかしてこれから面白くなるのかもしれないと思った。
そして、後半では「もう駄目だな」と思った。
「お金」か「他人の命か」なんてたいそうなテーマを掲げ、
火星人まで登場させたのに、
最後はまとめることができないというお粗末なお話。

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レスラー

レスラー
The Wrestler
2009.6.13公開(日本)
監督 ダーレン・アロノフスキー
脚本 ロバート・シーゲル
出演者 ミッキー・ローク、マリサ・トメイ


評価:☆☆☆☆

『ブラックスワン』という映画のレンタルが始まり、
ゲオにもたくさん並んでいるんだけど、
まだ新作扱いで7泊8日380円かかる。
僕はこの映画をどうしても見てみたいんだけど、
「380円かぁ…旧作なら3.8本借りれるよな」と
考えてしまってなかなか手が出ないでいる。
棚には20~30本並んでいるのに残っているのは2,3本しかなく、
この作品、人気あるなって。
面白そうだもんね、ドロドロしてそうで。

だから我慢して借りたのがこの『レスラー』という映画。
監督が『ブラックスワン』と同じ人。

ドキュメンタリー風のカメラアングルで
主人公を描いていくんだけど、
ミッキーロークの顔の汚いこと!
まさに落ちぶれたレスラーといった感じで
歩いている姿を背中から追っていくアングルが多いせいか
哀愁が漂いすぎてる…

主人公が試合を盛り上げるために仕込んだカッターで自分を傷つけたり、
薬物を使って体を鍛えたり(薬物で体が駄目になったり)、
試合前にホチキスでお互いの体を刺しあうのはどうだ?なんて
対戦相手と相談したりするシーンがあったりして、
本当にレスラーってマゾなんだなって思った。
もちろん、それは観客を楽しませたいという想いからだけど。

恋人、子供、仕事、そしてレスリング(夢)という四つが、
主人公の中で悩みの種であって、
最終的にどれが残るのかってお話。
もちろん全部、手に入れることはできないわけで…

最後のシーンでは「USA」コールが巻き起こるんだけど、
どうしても今のアメリカという国と主人公の男が重なってしまう。
主人公はアメリカ合衆国の象徴なのでは?と
勝手に深読みしてしまった。

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シャッター アイランド

シャッター アイランド
Shutter Island
2010.4.9公開(日本)
監督 マーティン・スコセッシ
脚本 レータ・カログリディス
出演者 レオナルド・ディカプリオ、マーク・ラファロ


評価:☆☆

ネットで調べてみると、「衝撃のラスト」とか「誰にもラストを話さないで」という
ふれこみで映画を売り込んでいたみたいだが、
途中で誰でも気づくんじゃないだろうか。結末。

タバコなどの小物の使い方も面白くなく、
話の展開も無駄に観客を混乱させているだけで、
見終わった後も特にスッキリというわけにはいかなかった。

『カリガリ博士』の刷りなおしと言ったところだが、
『カリガリ博士』が面白すぎるだけに、
この映画の評価は低くなる。
『カリガリ博士』からおいしい部分は頂いたが、
まったく新しいアイディアがなかったし、
そもそも古典を超えようという意気込みさえない作品。
ディカプリオの存在感だけ。

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映画の評価について

自分の好みで評価をつけています。
5段階評価で、

☆:つまらない
☆☆:あまり面白くない
☆☆☆:ふつう
☆☆☆☆:まあまあ面白い
☆☆☆☆☆:すごく感動した!!

こんな感じ。

映画に対する感想は時間がたつにつれ
変わってしまうこともあるかもしれませんが、
とりあえず記事を書いているときの感情を尊重して
修正はしない方向でいきます。

 

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