忍者ブログ

カレンダー

05 2026/06 07
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

カウンター

プロフィール

HN:
あまの
性別:
男性

最新コメント

[02/06 NONAME]
[07/28 ブログスカウト事務局・相川優子]
[05/15 Backlinks]
[03/18 NONAME]
[02/04 ブログスカウト事務局・相川優子]

最新トラックバック

ブログ内検索

バーコード

ランキング参加中

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

戦場でワルツを

戦場でワルツを
WALTZ WITH BASHIR
2009年11月28日公開(日本)
監督 アリ・フォルマン
脚本 アリ・フォルマン


【鑑賞前】期待:☆☆☆☆☆MAX!

ずっと見たかった映画だ。

ただ借りられていることが多くて、
なかなか見る機会がなかった。

戦争の帰還兵の話ということだが、
どんどんとシュールな世界へ落ちていくとのこと。

どんな世界が待っているのか、楽しみだ。


【鑑賞後】評価:☆☆☆☆

この映画は監督自身の無くした記憶を探す映画だ。

フォルマン監督はイスラエル出身のユダヤ人で、
レバノンでの内戦にイスラエル軍として参加している。
この戦争のときに大虐殺が起きたのだが、
そのとき、監督はどこで何をしていたのか記憶が無いのだ。
確かにレバノンにいたはずなのに。

フォルマンは戦争に参加した友人や報道記者と会って
話を聞くことで、自分の無くした記憶を探そうとする。

映画が始まってすぐに監督の友人の心理学者が出てくるのだが、
「人間の記憶は生き物のように変化する」と述べている。
これは、この後、いろいろな人と会って、
戦争当時の話を聞いていくのだが、
必ずしも正確ではないと言っているようで、
確かに友人たちの話は時にシュール過ぎて、
本当なのか、変化したものなのかわからなくなる。

しかし、戦争というそれ自体がシュールであり、非日常なわけで、
狂った世界で人も記憶もおかしくなったって仕方がないと思った。

戦争当時のエピソードがたくさん出てくるのだが、
どれもこれも生々しい記憶にもかかわらず、
アニメーションで描かれているためか、
とても見やすい。
というか実写で撮ろうとしたらどれくらい制作費がかかるだろう。

エピソードがどれも面白く、内戦の貴重な資料のようだった。
また「資料」に過ぎないところが、この映画の残念なところだと思う。
もう一歩、何かがあれば☆5つなんだけど、
その足らない「何か」がなんなのか、僕にもわからない。

そういえば、僕が小学生の頃には、
夏休みの宿題にいつも
「祖父母に太平洋戦争時の体験を聞いてくる」というのがあった。
聞いた話を作文にして提出するのだ。

僕自身は「去年も同じ宿題が出て、聞いたのにな」って思いながら、
祖父に電話をかけるわけである。
そのとき、祖父は優しい口調で戦争の体験を話してくれるのだが、
いま憶えているのは、一つのシーンだけだ。

それは、祖父が兵士として東南アジアらへんの海を航行中、
突然、爆音と衝撃が戦艦(?)を襲ったのだそうだ。
祖父は船の中の一室にいたわけだが、
慌てて部屋を出ると隣の部屋が攻撃を受けたようで、
部屋はメチャメチャで、
中にいた人の肉片が転がっていたとのことだった。

小学生が聞く話にしてはあまりにも衝撃的だったわけだが、
たくさん話を聞いたはずなのに記憶に残っているのはこれだけだ。

ただ、この体験を祖父から聞いたと僕は思っているのだが、
もしかしたらテレビで誰かが語っていた話を僕が勝手に変化させ、
祖父の体験にしてしまったこともありえるわけで、
「本当に聞いたの?」と問いただされると、
正直なところ自信がない。

何十年も前の記憶をたどるのはとても難しい。


拍手[0回]

PR

誘惑 セダクション

誘惑 セダクション
製作年: 2009年
収録時間: 105分
出演者: ルイーズ・ブルゴワン グレゴワール・ルプランス=ランゲ
監督: ジル・マルシャン


リンクに表示されるテキスト

【鑑賞前】期待:☆☆

ネットで知り合った人と
自殺未遂した女性を助けた主人公の男が、
罠にはまっていくというお話。

なんでも女性と接触するのは現実だけでなく、
バーチャル内にまで及び、事件に巻き込まれていくみたい。

ネットの世界と現実の世界を
どうやって描いていくのか楽しみだ。

そしてエロティックサスペンスだから
当然、エロも期待です。


【鑑賞後】評価:☆

ファック!

学生映画か!

これでもエロティックサスペンスか!

ファック!


というわけで感想ですが、
映画を見ている途中に休憩を2回取りました。

1回目は食事休憩。

2回目はお風呂に入りました。

食事休憩では和風ペペロンチーノを作りました。

ベーコンときのこの和風ペペロンチーノ
http://cookpad.com/recipe/316346

なんだかんだいってもペペロンチーノは簡単でおいしい。
唐辛子のピリリとした刺激とベーコンのカリッとした香ばしさが相まって
食欲がどんどんと増していく。
なにより簡単に作れるのがいい。
一番大変なのが麺をゆでるお湯が沸くのを待つ時間くらいだ。

お湯が沸くまで映画でも見て時間をつぶそうか、なんて思うけど、
僕は映画が見るに耐えなくてペペロンチーノを作っているわけで、
時間さえつぶせるような映画が目の前にないのだから
ボーッと鍋の中の水が沸騰していく様子を見ているしかない。

鍋の中の水はブクブクと僕の怒りを代弁するかのように沸騰し始め、
やがてグツグツと煮えたぎるのだ。

真っ裸になる前に自殺するなって!

本当にどうでもいい作品で
ゲオの承諾を得ることができるなら、
映画のヒロインの代わりに、借りてきたDVDを
僕の部屋の窓から地面へ叩き落してやりたい気分だ。



拍手[0回]

シャーロック・ホームズ

シャーロック・ホームズ
Sherlock Holmes
2010年3月12日公開(日本)
監督 ガイ・リッチー
脚本 マイケル・ロバート・ジョンソン、アンソニー・ペッカム、
  サイモン・キンバーグ
出演者 ロバート・ダウニー・Jr、ジュード・ロウ


【鑑賞前】期待:☆☆

監督のガイ・リッチーといえば、マドンナの旦那さんとして有名だ。

『ロック・ストック・・・』などわりと話題になった作品も撮っているけど、
やっぱりマドンナの旦那さんとしてのほうが有名だ。

この映画は、「肉体派のホームズががんばる」話らしい・・・
ホームズといえば名探偵、まさに頭脳派なのだが、
その考えを覆してくれる、はずである。

でも、まさかホームズなのに頭脳を使わず、
『ダイ・ハード』みたいに事件を解決していくわけではないよね?

ジャケットにもどんな事件が起きて・・・みたいなことが書いてなくて、
ただ「肉体派」としか書いてなかった。

まあ、ホームズを主人公にするのだから、
頭脳と肉体両方で解決してくれるんだろうけど、
期待していいのか、悪いのか、微妙すぎる・・・


【鑑賞後】評価:☆☆☆

映画を見終わった後にシャーロック・ホームズについて
いろいろ調べてみたのだが、
ホームズ自身は自己鍛錬のため、ボクシングなどの格闘技を
いくつかやっていたということだった。
だから肉体派であってもおかしくない。

この映画の内容は原作に忠実なんだろうか。
僕は原作を読んだことがないからわからないのだが、
モリアティ教授が出てきていたし、
事件がないときに自室の壁に銃を発砲して、
文字を書くシーンもあった。

原作が好きな人は見ていて楽しいのかもしれないが、
僕自身はこれといって面白いなって思うようなシーンはなかった。

普通の映画です。

拍手[0回]

ストーン

ストーン
Stone
2010年10月30日
監督 ジョン・カーラン
脚本 アンガス・マクラクラン
出演 ロバート・デ・ニーロ、ミラ・ジョヴォヴィッチ


【鑑賞前】期待:☆☆☆

定年前の看守が、収監者の奥さんに誘惑されて、
収監者を逃がす?話らしい。

なんかミラ・ジョヴォヴィッチのエロいシーンを期待して
レンタルしてしまった。

どんな風に年老いた看守と接触し、誘惑するのか楽しみだ。

また奥さんが途中で旦那の言うことも看守の言うことも無視して、
暴走し始めるらしいのだが、
金か?金目当てか?と予想してみる。

エロさとストーリーと両方期待!


【鑑賞後】評価:☆☆☆☆

DVDに書いてあるストーリーは当てにならない。

というか上っ面のストーリーしか書かれてないじゃないか!

この映画の一番面白いところは、
毎週、教会に通っているような看守(?)が、
本当は、神様を信じられなくて、
違法な行動はまったくしていないけど、
自分の人生に満足していない。

一方、看守にいろいろ説教される側の犯罪者が、
あることをきっかけに人生を悟り、
神様の存在を感じるようになり、
牢屋の中でも幸福感を感じることができるようになったということだ。

それまで規則を従順に守ってきた看守は、
犯罪者の奥さんとの浮気をきっかけに、
心がすさんでいく。
言葉遣いまで悪くなっていく。

自分のいままでの上っ面の幸せや神への偽物の信仰心が
どんどんと剥がれていって、正気でいられなくなるのだ。

今の生活が幸せかどうかは、
不幸のどん底と幸せの極地を経験したことがないと
わからなかったりするものだ。
どんなに規則正しく生活したとしても、
不規則な生活、不摂生な生活を経験しないと
規則正しい生活の大切さなどわからないのと一緒で。

人生には表と裏があって、
どちらか一方しか知らないと片側だけが全てだと思ってしまう。

主人公の看守は、上っ面にしろ表の人生を歩んできたのだが、
表しか知らないものだから、
表の大切さを感じることができなかった。

犯罪者がなにかを悟る瞬間というのは、
『アメリカン・ビューティー』で隣に越してきた少年が
ビデオで撮影した袋が風に乗って宙を舞っている様子を
「美しい」と言ったような感覚と近いものを感じた。

そんなわけで、僕はなかなかこの映画を気に入ったのだが、
他のサイトのレビューを見てみると、
点数、低っ!
自分なんてもう少しで☆5つ付けそうになったのに、
☆2か☆3ばっかりだ。

理由としては、
「深いとは思うけど、意味わからんかった」とか
「デニーロが出てるのにデニーロが活きていない」とか
そんな感じ。

アメリカのサイトも見てみたけど、
アメリカ人の評価も日本とあんまり変わらんようだ。

なんだろうね。

たぶん、僕はこういう感じの映画が好きなんだろう。
宗教がらみとか、妙に悟っちゃった(イッちゃった)人物が
登場する映画が。


拍手[0回]

アマルフィ 女神の報酬

アマルフィ 女神の報酬
Amalfi
2009年7月18日公開
監督 西谷弘
脚本 なし
出演者 織田裕二、天海祐希、戸田恵梨香、佐藤浩市


【鑑賞前】期待:☆

そういえば、イタリアで撮影されたと公開前に
話題になっていたような気がするけど、
公開後はまったく話題になっていなかったような・・・

脚本家も「なし」ってなんだよ?

期待しちゃいけない臭いがプンプンするね。

イタリアでテロの予告があって外交官の織田裕二が、
日本人を守るためにイタリアへ行き、
新米外交員の戸田恵梨香とともに行動する。
なんてことがDVDのジャケットに書いてあったけど、

ずばり、犯人は戸田恵梨香だ!

きっとジャケットの表紙に映った4人の中に黒幕はいるでしょ。
一番、怪しくなさそうなのが犯人だから、
戸田さんに決定です。

右も左もわからず、オロオロしている新人に見えて、
実は犯人でした、ってオチ。

配役見ればだいたい犯人はわかるよね。

乞うご期待。

【鑑賞後】評価:☆☆☆

この映画の脚本は小説家と監督で書かれたらしいのだが、
小説家は「小説家仲間にこれが自分の脚本だとは思われたくない」と
言って脚本を降りたとのことだった(Wikiより)。
監督も「自分ひとりで書いたわけではない」という理由で、
クレジットに名前が載ることを拒否し、
結局「脚本家 なし」ということになったようだ。

この小説家はこの脚本のどこが気に入らなかったのだろうか?
やっぱり犯人たちが綿密に練ったはずの犯行計画が
偶然に頼りすぎていることに気づいてしまったのか。

もしトリックに矛盾があって小説家が降りたとしたら、
僕はこの小説家は映画のことはよくわかってないなって思う。
映画において細かいトリックなどどうでもいいことなのだ。
鑑賞し終わった後にスッキリしていれば問題ない。

しかし推理モノを中心に描く小説家は、
トリックに矛盾がないかということにこだわる。
推理小説は伝統として「どういうトリックを仕込んだか?」ということが
小説家の価値を上下するようなところがあるんじゃないだろうか。
人が思いつかないようなトリックを考えると賞賛される。

しかし映画ではそんなことどうでもいいのだ。

あまりにも巧妙なトリックを仕掛けても、
映画は音楽と同じで時間芸術なので、
小説みたいに読み終わったページに戻ったりすることができない。
トリックが本当に整合性があるのか、すぐに確認することができないのだ。

では、映画では何が大切なのだろうか?
ずばりキャラクターだ。

映画はキャラクターとキャラクターの対立でしかない。
違う考えを持った登場人物がぶつかり合うのが映画(ドラマ)なのだ。

この映画がいまひとつ僕にとって面白くならなかったのは、
主人公黒田のキャラクター設定にある。
映画の始めのほうで「仕事はできるけど、人としては最低」という
黒田のキャラ設定が提示されるのだが、
見ている人が「人として最低」と感じるシーンがあまりにもなくて、
「仕事はできるし、人に同情して、感情的に動くところもある」人物としか
見えないのだ。

おそらく制作側としては、
「黒田ってなんか冷たい人物だな」と思わせようとしたと思うのだが、
実際に映画での黒田の行動は、冷たさを感じさせない。
子供を誘拐された奥さんに早い段階から同情しているのがとても残念だ。

クライマックスくらいで、
それまで「冷たい」と思っていた黒田の優しい一面が見えたりすると、
とてもドラマチックでもっと良い作品になったのに、と思った。

まあ、「トリックは関係ない」と書いてしまったが、
映画の神様、黒澤明は映画を作るとき、
矛盾がないよう現場の地図を作ってシミュレーションしてみたり、
たくさんの人の意見を聞いたということだから、
トリックがまったく重要ではないとは思わない。
映画を見た人があとから矛盾に気づいてがっかりしないようにすべきだ。

でもこの映画がそこまで詰まらない作品にならなかったのは、
「トリックはあまり重要ではない」ということを証明している。

うむ。

ちなみに犯人の予想はズバリ!はずれた。

拍手[0回]