レスラー
The Wrestler
2009.6.13公開(日本)
監督 ダーレン・アロノフスキー
脚本 ロバート・シーゲル
出演者 ミッキー・ローク、マリサ・トメイ


評価:☆☆☆☆
『ブラックスワン』という映画のレンタルが始まり、
ゲオにもたくさん並んでいるんだけど、
まだ新作扱いで7泊8日380円かかる。
僕はこの映画をどうしても見てみたいんだけど、
「380円かぁ…旧作なら3.8本借りれるよな」と
考えてしまってなかなか手が出ないでいる。
棚には20~30本並んでいるのに残っているのは2,3本しかなく、
この作品、人気あるなって。
面白そうだもんね、ドロドロしてそうで。
だから我慢して借りたのがこの『レスラー』という映画。
監督が『ブラックスワン』と同じ人。
ドキュメンタリー風のカメラアングルで
主人公を描いていくんだけど、
ミッキーロークの顔の汚いこと!
まさに落ちぶれたレスラーといった感じで
歩いている姿を背中から追っていくアングルが多いせいか
哀愁が漂いすぎてる…
主人公が試合を盛り上げるために仕込んだカッターで自分を傷つけたり、
薬物を使って体を鍛えたり(薬物で体が駄目になったり)、
試合前にホチキスでお互いの体を刺しあうのはどうだ?なんて
対戦相手と相談したりするシーンがあったりして、
本当にレスラーってマゾなんだなって思った。
もちろん、それは観客を楽しませたいという想いからだけど。
恋人、子供、仕事、そしてレスリング(夢)という四つが、
主人公の中で悩みの種であって、
最終的にどれが残るのかってお話。
もちろん全部、手に入れることはできないわけで…
最後のシーンでは「USA」コールが巻き起こるんだけど、
どうしても今のアメリカという国と主人公の男が重なってしまう。
主人公はアメリカ合衆国の象徴なのでは?と
勝手に深読みしてしまった。
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