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麦の穂をゆらす風

麦の穂をゆらす風
The Wind That Shakes the Barley
監督 ケン・ローチ
脚本 ポール・ラヴァーティ
出演者 キリアン・マーフィー、ポードリック・ディレーニー


評価:☆☆

カンヌ映画祭第二弾である。

映画の題もどこか純文学のような、面白みの欠片も無い、
いかにも権威ある西欧の映画祭で受賞した作品っぽい印象だ。

映画を見ている途中で気づいたのだが、
僕は以前にこの映画を見たことがあった・・・
たぶんケーブルテレビのどこかのチャンネルでやっていたのだ。

ケーブルテレビのチャンネルなんてコロコロ変えてしまうものだけど、
どうやら僕は最後まで見たようだった。
なぜなら主人公と主人公の兄が最後どうなるのか、
知っていたから。

「憎しみからは憎しみしか生まれない」なんてセリフは
陳腐なテレビドラマみたいだけど、
この映画の冒頭はイギリス政府とアイルランドの独立を望む人々との
報復合戦である。

報復という行為は憎しみを増殖させる。
結局、終わりの見えない戦いへとお互いを導いていく。

なんて書いてみたのだが、この映画は、
『世界史』の授業で使われそうな映画です。で、OKだと思う。

あまりにテーマが強調された映画は、
見ていて詰まらないし、重いだけだ。
カンヌの受賞作をいろいろ見ていこうとも思ったが、
二作品を見ただけで満腹だし、もう食べたくない。

ハリウッドも食べれないし、カンヌも食べたくないんじゃあ、
いったい僕はなにを食べればいいんだろうか。

映画はテーマ性とエンターテイメント性の両立が大切だと、
あらためて思った。

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