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僕の大切な人と、そのクソガキ

僕の大切な人と、そのクソガキ
Cyrus
日本未公開
監督 ジェイ・デュプラス、マーク・デュプラス
脚本 ジェイ・デュプラス、マーク・デュプラス
出演者 ジョン・C・ライリー、ジョナ・ヒル



【鑑賞前】期待:★★(小)


◆質問風に期待してみた

1.)どうしてこの映画を借りようと思ったのですか?

「クソガキ」という言葉に惹かれました。
原題の「Cyrus」はクソガキの本名みたいです。


2.)どういう話の展開を期待しますか?

子持ちの女性と付き合う話のようですが、
好きな女性のクソガキとどう仲良くなっていくのか、
クソガキと仲良くなっていくことで、
女性とも親密になれるという展開のはず。

ポイントはこのクソガキがどんな悩みを持っているか、
そしてこのクソガキの悩みをどう解決してあげるか、
ということでしょう。

悩みが共感できるものなら面白くなるはずです。


3.)子供はお嫌いですか?

好きですよ。どうして?


4.)クソガキと連発してますが?

中学生から高校1年生くらいまではだいたいクソガキです。
でも、今回、クソガキと連発したのは、
映画の題が「クソガキ」だったからです。


5.)まあ、いいでしょう。では、見終わった後に味わいたい感動は?

クソガキと主人公が仲良くなるという結末だと思うのですが、
クソガキの悩みがよくわからないのでどうなるかは謎ですね。

でも二人が仲良くなれて良かったねというエンディングは、
ヒネリが無さ過ぎて詰まらないかなと。

マザコンだったクソガキがファザコンになるとかどうですか?


6.)マザコンのクソガキがファザコンになることで感動が生まれますか?

いえ、生まれません。


7.)じゃ、どうして・・・

適当に言いました。


8.)そうですか。

はい。

 



【鑑賞後】評価:35分(途中退場)


◆質問風に感想を述べてみた

1.)この作品のテーマはなんですか?

途中退場したものでテーマはちょっとわかりませんでした。
クソガキの悩みが何か明かされる前に消してしまったので。


2.)どうして途中退場したのですか?

見ている途中ですごく眠くなってしまって、
続きは明日見ようかなって思ったんですけど、
結局、再生しませんでした。


3.)それは詰まらなかったということですか?

面白くはなさそうでした。
テンポが遅くて人物描写もありがちな感じでした。


4.)クソガキと母親の印象は?

クソガキは基本的には大人を装っているので、
話し方もしっかりしているし、自分をしっかり持っているように見せてました。
再生したところまでではクソガキっぷりをまだ発揮してませんでした。

母親は明らかに過保護な性格だと思いましたね。
母子家庭のせいか二人はとても絆が強いのだけど、
スキンシップの仕方とかやりすぎなんじゃないかって思いました。

そうそう、主人公がクソガキのうちに一泊するんですけど、
翌日、靴が無くなりました。
クソガキに隠されたんでしょうね。


5.)どこに靴を隠されたか知っていますか?

いいえ。最後まで見てないので。


6.)本当に知らないのですか?

僕のこと疑ってます?


7.)お気に入りのセリフはありますか?

「ママとヤるなよ」


8.)どうしてそのセリフが気に入ったんですか?

クソガキがジョークっぽく言ったセリフですが、
マザコンっぷりがよく出てるんではないでしょうか。


9.)もう一度、この映画を見たいですか?

ごめんなさい。続きが気にならない。


10.)では、この映画に関連した動画をどうぞ。

映画と関係ないような・・・ ま、面白いからOKですね。


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ブラック・スワン

ブラック・スワン
Black Swan
公開 2011年5月11日
監督 ダーレン・アロノフスキー
脚本 マーク・ヘイマン、アンドレス・ハインツ、ジョン・J・マクローリン
出演者 ナタリー・ポートマン、ヴァンサン・カッセル



【鑑賞前】期待:★★★★(大盛)


◆質問風に期待してみた

1.)どうしてこの映画を借りようと思ったのですか?

前々から気になっていました。
ゲオのレンタル入荷数がほかの作品よりぜんぜん多いし、
かなり注目されているんだろうなって思いました。


2.)この映画に何を期待しますか?

ナタリー・ポートマンのエロいシーンと
主人公がどうやって白鳥から黒鳥になっていくのか、
変化の描き方に注目したいです。


3.)見終わった後に味わいたい感動は?

バレエの本番が最後のシーンになるんじゃないかと思います。
黒鳥を演じきった主人公の人格が歪んでしまって、
舞台自体は成功するけどそれでいいのか?みたいな
モヤモヤした感じが良いのではないでしょうか?


4.)では薀蓄をどうぞ。

監督が、以前見た映画『レスラー』と同じ人ですが、
脚本は違う人みたいです。
『レスラー』ではテーマ自体の目新しさが足らなかったように感じました。
この作品では脚本家が違うということでどう変わるのか期待してます。

 




【鑑賞後】評価:★★★(可)

この監督の特徴はドキュメンタリー風の手持ちカメラアングルと

リアル(グロテスク)な描写。

でも何かが足りない。それが何なのかわからない。


◆質問風に感想を述べてみた

1.)この作品のテーマはなんですか?

ずばり「脱皮」です。
娘を束縛する癇癪持ちの母親と
母親から押し付けられた「おりこうさんな」自分を脱ぎ去ろうともがく娘の話。

黒鳥を演じるためには母親から押し付けられたきぐるみは、
邪魔なようです。


2.)黒鳥を演じるために必要なアイテムはなんですか?

「エロス」「激しさ」「自分勝手」「図太さ」「力強さ」


3.)白鳥は?

「イノセント」「美しさ」「臆病」「繊細」「か弱さ」


4.)みどころはどこですか?

ナタリー・ポートマンの熱演。
上品なエロさが盛りだくさんでした。
ポロリはありません。


5.)期待通りでしたか?

んー。正直、後半はやりすぎな気がしました。
現実と幻覚が混在して、主人公が狂気に落ちていきますが、
幻覚の量が少し多いように感じました。
さじ加減が違うかなと。


6.)お気に入りのセリフはありますか?

「君に宿題を出そう。家に帰り、自分で触るんだ。愉しみを知れ」


7.)どこを触るんですか?

さあ、どこでしょう。


8.)触ったことありますか?

さあ、どうでしょう。


9.)もう一度、この映画を見たいですか?

とりあえずもういいです。満足しました。


10.)面白かったですか?

まあ、とりあえず。


11.)では、この映画に関連した動画をどうぞ。

メイクが似てますね!



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パラノーマル・アクティビティ

パラノーマル・アクティビティ
Paranormal Activity
公開 2010年1月30日(日本)
監督 オーレン・ペリ
脚本 オーレン・ペリ
出演 ケイティー・フェザーストン、ミカ・スロート




【鑑賞前】期待:☆☆

僕が学生のころ、『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』という
低予算の映画が大流行した。

一般人がカメラを持って森の中に入ったら、
ホラーな出来事に巻き込まれるという内容の作品で、
ドキュメンタリー風に撮影したことで、
「本当に起こったみたい」と見ている人に思わせ、
恐怖感を倍増することに成功し、興行的にも成功した。

僕はこの映画を同級生の女性に勧められた。
「すごく怖かったから見たほうがいいよ」と。

僕はそんな低予算のチンプな作品は見ないと、
偉そうに突っぱねたわけだが、
内心は怖くて仕方なかったのだ。

この女性がキャキャとはしゃぎながら、
映画の内容を説明してくれたのだが、
話を聞いているだけで怖くなってきて、
実際に映画館で見るなんてとんでもないことだと思った。

そしてなりより普段は何事にもビクビクしているようなその女性が、
こんな怖ろしい映画を見に行くなど想像もできなかったし、
怖ろしい体験を楽しげに語っている様子を目の前にして、
「彼女こそ、ブレア・ウィッチ」と思ったものだった。

全くもって怖ろしいことである。


【鑑賞後】評価:☆☆☆

あまり怖くなくて安心した(ホッ)。

この映画はいわゆるポルターガイストが発生する家で
同棲している男女が原因を突き止めようとするお話だ。

初めは足音が聞こえたり、風もないのにドアが動いたりして、
「こ、怖い・・・」と思ったのだが、
途中でコックリさんのようなことを始めて、
放置したビデオカメラにあることが映るのだが、
この映像を見た瞬間に僕は覚めてしまった。
「所詮、作り物だな」って。

ドキュメンタリー風に撮ってるわけだから、
さりげなく映った心霊現象は怖いのだけど、
「いかにも」といった映像が映ると途端に詰まらなくなってしまう。

これは、心霊写真と同じ原理だ。

心霊写真はパッと見ただけではどこに霊が写っているのかわからない。
よく目を凝らすと徐々に写っていることに気づき、
気づいた瞬間にゾッとする。
これが心霊写真の怖さを倍増する原理だ。

でも、パッと見ただけで写っているのがわかるような心霊写真は、
「合成なんじゃないの?」と疑ってしまうでしょ?

霊はあからさまに写真に写ってはいけないのだ。
あからさまに写ると怖くなくなってしまうから。


でも、僕はこの映画に☆を3つあげた。
僕にしては評価は高いほうだと思う。

それは、2つの理由からだ。

まず第一は、「自分にも映画を撮れるんじゃないだろうか?」と
僕に思わせてくれたことだ。

カメラはたった一つで、出演者も主に二人。
その他に二人出てくるけど、ちょこっとしか出番がない。
家の中での撮影が中心だから、とてもお手軽に撮影することができる。

Wikiには150万円ほどで制作したと出ていたが、
役者の出演料と機材のレンタル料といったところか。
映画に登場する家は監督が実際に住んでいる家で、
編集はパソコンでやったとのことだった。

とてもリーズナブルな作品だ。


そして第二は、「編集(脚本?)がうまかった」ということだ。

この作品は、家でポルターガイストが起こるので、
実際に映像に残してやろうと、
男がビデオカメラを購入したところから始まる。

映画の設定上、このビデオカメラで撮ったものしか流せない。

これは映画を作る上で大きな「縛り」になる。

撮影をおもに行う男がどういう場面でカメラを回したがるとか、
撮っている男を映すために鏡の前に立たせたり、
彼女も時々撮影を行うことでストーリーの進行を手助けしている。

洗面所でのシーンが多かったのは、
撮影している男も同棲中の女も同時に撮影できるからだ。
洗面所にはとても大きな鏡があって、
そこで二人の会話の様子を映像を見ながら観察できる。
一方がカメラを持っていて鏡がなければ、
カメラを持っている方の表情はわからない。

とても計算された映画だと思った。


最後にこのDVDをレンタルすると、
映像特権として「劇上公開」版とは別に「ディレクターズカット」版も
見ることができる。
エンディングが違うということなのだが、
僕がオススメするのは劇場公開版だ。

劇場公開版はホラー系のエンディング。
ディレクターズカット版はサイコ系のエンディング。

劇場公開版は心臓に悪くてなかなか良いと思う。


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ファンシイダンス

ファンシイダンス
公開 1989年12月23日 
監督 周防正行
脚本 周防正行
原作 岡野玲子
出演者 本木雅弘、鈴木保奈美



【鑑賞前】期待:☆☆☆☆

監督は『Shall we ダンス?』で有名な周防さん。

原作は『陰陽師』で有名な岡本さん。

つ、つまらないはずがない。

なんかお坊さんのお話らしいんだけど、
前に見たような気もする。

でも、覚えてないから大丈夫だ。


【鑑賞後】評価:☆☆☆☆

朝、出勤のためいつも通りの道を通っていたら、
タヌキが車に轢かれて死んでいた。

タヌキは頭から血を流し、
道路の半分をふさぐほどぐったりと伸びて、
ピクリとも動かなかった。

登校途中の中学生がタヌキの死骸を避けながら、
それでいてガン見しながら学校へ向かっていく。

僕はタヌキの死骸を見ながら、
「朝からいやなもの見ちゃったなぁ」
「市役所の人が片付けてくれるんだろうか?」などと、
仏教徒のくせに慈悲の欠片もないようなことを考えていた。


この映画が作られたのはおそらくバブルの真っ只中。
日本全体がイケイケでみんなバカスカ金を使い、
資源を浪費していた時代だ。
そんな時代にアンチテーゼとして作られた作品だろう。

この映画はイケイケの若者が親の家業(お寺)を継ぐため、
地方の山寺へ修行に出かけるというお話だ。

主人公はお寺の儀式がオシャレな感じがして惹かれていくのだが、
結局は就職活動の一環みたいなものだった。
早く山を降りて恋人に会いたいと本心では思っている。

一緒に修行する仲間たちも、
「起床→座禅→粗食→睡眠」
という生活の中で「悟り」を啓こうなどと考える者はおらず、
うんざりしながらも、お寺を継ぐためだけに頑張っているのだ。
当然、お寺の住職も修行僧には偉そうだけど煩悩が垣間見える。

主人公の修行仲間が言った、「お前の親父、住職なんだろ?
本当に悟っているのか?」というセリフがとても面白かった。
「葬式仏教」に悟りは必要ない。


周防監督のユーモアが光る作品で、
たくさん笑えるように作られている。
ところどころ小津安二郎監督の『お早よう』を想起させるシーンもあった。

周防監督は僕にとって日本映画界最高のエンターテナーで、
僕が映画に必要だと思っている「テーマ」「ユーモア」「品性」の
全エッセンスを備えた作品を作ることができる稀有な存在だ。

しかし、この作品は監督の2作目ということもあったせいか、
「テーマ」が弱いのだ。

主人公が仏教の「修行」を積んで、どう変わったのかよくわからなかった。
主人公の中で芽生えるものはあったのだろうか?
映画を見ている感じだと主人公はあまり変わっていないように思う。
そこがテーマになったはずなのに。

『シコふんじゃった』は周防監督の3作品目で、
この作品の次に作られたものだと思うのだが、
舞台は違うもののストーリーはよく似ていて、
イケイケの若者がしぶしぶ相撲部に入るという話しなのだが、
ラストで主人公は自主的に相撲部に残るという決断をする。

『ファンシイダンス』では主人公は自主的に残ったわけではない。
この違いはとても大きい。

周防監督自身も『ファンシイダンス』を作り終えたときに
ラストの欠陥に気づき、次の映画では改善したのではないだろうか。

『Shall we ダンス?』では更に素敵なラストを用意している。

映画にとってラストをどうやって描くかというのはとても難しいことなのだ。

一番簡単なラストは主人公に死んでもらえばいいわけだが、
こういうラストが合わない作品もあるわけで、
主人公の人生の一部分を切り取って映画にし、
その後の人生は観客の想像にお任せしますといった終わり方が一般的だ。
しかし、どこで切り取るかは作者のセンスが大きく問われる。

僕の近所で死んだあのタヌキも、
タヌキの一生の中で素敵なところを切り取れば、
ナイスな映画になったことだろう。

僕にとってあのタヌキは、バッドエンドだったけど。


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ベンジャミン・バトン 数奇な人生

ベンジャミン・バトン 数奇な人生
The Curious Case of Benjamin Button
2009年2月7日公開(日本)
監督 デヴィッド・フィンチャー
脚本 エリック・ロス
出演者 ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット



【鑑賞前】期待:☆☆

なんか一発狙いみたいなストーリーだから避けていた映画だ。

生まれた時が一番おじいさんで、
どんどん若返っていくんだとさ。

おじいさんが若い女性から生まれるシーンを想像してしまったよ。
杖を持って出てくるのだろうか?

死ぬときはどんな風になるんだろうか?
オタマジャクシと卵に分裂するんだろうか?

気持ち悪っ!

そんなわけであまりそそられないんだけど、
DVDレンタル1本50円だったから。

缶ジュースより安いから。


【鑑賞後】評価:☆☆

長い!

2時間45分はさすがに長すぎるでしょ!

そして、退屈だ。退屈すぎる。

アカデミー賞候補って話だけど、こんな詰まらん話を
受賞させたって意味ないでしょって思った。

見る前に思ったとおり、一発狙いのストーリーで、
人の人生を逆行させたってだけのお話。
「話にならん」とはまさにこの映画のことだ。

唯一よかったのがケイト・ブランシェットがすごく綺麗だったということ。
あとは特に何もない。

あまりにも書くことがなさ過ぎてほかの人のレビューを
読んでみたりもしたけれど、
「2時間45分があっという間だった」とか
「特殊メイクがすごい」とか
もう結構です。

そもそも時間を逆行させることにどういう意味があったのか?
逆行させるならそれなりのテーマを持って
このファンタジーを描いて欲しかったものだと思った。

どんどんと若返っていく人間は、
家族を持ってはいけないってどうして?
ここがテーマだと思うんだけど、
「なるほど」と思える回答が無かったから、
ピーマンのような中身の無い作品になったんだと思う。
(ごめん、ピーマン。急に名前を呼んで侮辱してしまって。
 君はこの映画と違って苦味があるから存在価値があるんですよ。)

年寄りが見ると楽しい映画らしいのだが、
楽しめなかった僕は、まだまだ若いということだ。うむ。


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