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ゾンビランド

ゾンビランド
Zombieland
公開 2010年7月24日(日本)
監督 ルーベン・フライシャー
脚本 レット・リース、ポール・ワーニック
出演者 ウディ・ハレルソン、ジェシー・アイゼンバーグ、ビル・マーレイ




【鑑賞前】期待:☆☆☆☆

なにかのDVDを見たときに予告編を見て面白そうだと思った。
馬鹿馬鹿しそうで。
だから借りてみた。

ウィルスか何かの影響で人間がゾンビになった世界が舞台らしい。

ゾンビってそもそもなんだろうとWikiを見てみたのだが、
「生ける死体」と書いてあった。

生きている死体??

死んでるんだから生きてないでしょう?
生きてたら死体じゃないでしょう?
って突っ込みたくなるところだが、やめておく。

「動く死体」でいいんじゃないかとつぶやく程度に留めておこう。
 

【鑑賞後】評価:☆☆☆☆

ワォー、とってもゾンビーな映画だった!

つまり、面白かった~♪

ゾンビ映画にこんなにお金をかけて、
しかも馬鹿馬鹿しいシーン目白押しで、
それでいてアクションシーンは大迫力!
これぞエンターテインメント!
って感じだ。

グロテスクなシーンもたくさんあるから、
そういうのが好きじゃない人にはあまりオススメできないけど、
映画はすごくしっかり作られていた。

『パラノーマル・アクティビティ』を見るよりも
こっちを見たほうが「ドッキリ!」できる。

ところどころ恋愛や家族愛を描いている場面もあって、
良いスパイスになっているように思った。

そうそう。
『ゴーストバスターズ』に出ていたビル・マーレイという役者が
本人役で登場するんだけど、
「そんなこと」をしたら「あんなこと」になっちゃう!と期待させといて、
その通りになっちゃったシーンは思わず声を上げて笑ってしまった。

それと『ソーシャル・ネットワーク』に出ていたジェシー・アイゼンバーグの
「ゾンビのお陰でフェイスブックを更新しなくてすむ」というセリフで、
映画へのオマージュが多いなって思っていたら、
『ソーシャル・ネットワーク』が制作される前にこの映画は作られてるじゃん!
って気づいたときにも、思わず声を上げて笑ってしまった。

笑ったり、ドキッとしたりできる映画だ。


映画を見終わった後も「ゾンビ」ってなんだろうという疑問が消えなくて、
大好きなWikiを読んでみた。

「ゾンビ」の起源はヴードゥー教らしい。

ヴードゥー教の司祭が、死んだ人間を腐り始める前に墓から掘り起こし、
死人の名前を呼び続けて、起き上がったところを縛り上げ、
農場に労働者として売ってしまうのだそうだ。
蘇ったゾンビの魂は壷に閉じ込められ肉体だけが農場で永劫に、
土を掘ったり、ミカンの皮を剥いたりしているわけである。

日本で「ゾンビ」みたいなキャラっているかな?と考えみたのだが、
思いつかなかった。

日本だと肉体がなくなった後に「怨念」として、
煙のような、靄のようなものがモヤモヤと目に見えることが、
恐怖の対象だったりするわけだけれど、
死んだ人間の肉体だけが動き出すような現象を怖がる風潮はあまりない。

「夢遊病」はゾンビに近い状態だと思うけど、いつか目覚めるし、
肉体は生きているわけだから「ゾンビ」ではない。

日本人は肉体よりも肉体に宿った魂を怖れる傾向にある。
死んだ人間の「願い」や「恨み」が残っていることのほうが恐ろしいのだ。

僕はそんな日本的な価値観に縛られず、
死んだ後はあの歌手のように歌って踊ろうと思う。

ホラーの中でもゾンビはどこかユーモラスな存在だ。


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