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ストーン

ストーン
Stone
2010年10月30日
監督 ジョン・カーラン
脚本 アンガス・マクラクラン
出演 ロバート・デ・ニーロ、ミラ・ジョヴォヴィッチ


【鑑賞前】期待:☆☆☆

定年前の看守が、収監者の奥さんに誘惑されて、
収監者を逃がす?話らしい。

なんかミラ・ジョヴォヴィッチのエロいシーンを期待して
レンタルしてしまった。

どんな風に年老いた看守と接触し、誘惑するのか楽しみだ。

また奥さんが途中で旦那の言うことも看守の言うことも無視して、
暴走し始めるらしいのだが、
金か?金目当てか?と予想してみる。

エロさとストーリーと両方期待!


【鑑賞後】評価:☆☆☆☆

DVDに書いてあるストーリーは当てにならない。

というか上っ面のストーリーしか書かれてないじゃないか!

この映画の一番面白いところは、
毎週、教会に通っているような看守(?)が、
本当は、神様を信じられなくて、
違法な行動はまったくしていないけど、
自分の人生に満足していない。

一方、看守にいろいろ説教される側の犯罪者が、
あることをきっかけに人生を悟り、
神様の存在を感じるようになり、
牢屋の中でも幸福感を感じることができるようになったということだ。

それまで規則を従順に守ってきた看守は、
犯罪者の奥さんとの浮気をきっかけに、
心がすさんでいく。
言葉遣いまで悪くなっていく。

自分のいままでの上っ面の幸せや神への偽物の信仰心が
どんどんと剥がれていって、正気でいられなくなるのだ。

今の生活が幸せかどうかは、
不幸のどん底と幸せの極地を経験したことがないと
わからなかったりするものだ。
どんなに規則正しく生活したとしても、
不規則な生活、不摂生な生活を経験しないと
規則正しい生活の大切さなどわからないのと一緒で。

人生には表と裏があって、
どちらか一方しか知らないと片側だけが全てだと思ってしまう。

主人公の看守は、上っ面にしろ表の人生を歩んできたのだが、
表しか知らないものだから、
表の大切さを感じることができなかった。

犯罪者がなにかを悟る瞬間というのは、
『アメリカン・ビューティー』で隣に越してきた少年が
ビデオで撮影した袋が風に乗って宙を舞っている様子を
「美しい」と言ったような感覚と近いものを感じた。

そんなわけで、僕はなかなかこの映画を気に入ったのだが、
他のサイトのレビューを見てみると、
点数、低っ!
自分なんてもう少しで☆5つ付けそうになったのに、
☆2か☆3ばっかりだ。

理由としては、
「深いとは思うけど、意味わからんかった」とか
「デニーロが出てるのにデニーロが活きていない」とか
そんな感じ。

アメリカのサイトも見てみたけど、
アメリカ人の評価も日本とあんまり変わらんようだ。

なんだろうね。

たぶん、僕はこういう感じの映画が好きなんだろう。
宗教がらみとか、妙に悟っちゃった(イッちゃった)人物が
登場する映画が。


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