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告白

告白
公開  2010年6月5日
監督 中島哲也
脚本 中島哲也
出演者 松たか子、岡田将生



【鑑賞前】期待:☆☆

あんなに借りたかった映画だけども、期待はこのくらいにしておこう。

だって『悪人』も期待したほどじゃなかったんだもん。

日本映画って本当に期待はずれが多いよねぇ。
なんで宣伝は派手なのに、実際の映像は貧乏くさくて、
話の内容は偽善にあふれてるんだろうか。

なんか「空気読まない」発言しちゃうとハブられるような雰囲気が
日本にはあって、たとえ作家でさえも、それを侵しちゃうと、
気まずい雰囲気になっちゃうような、
だから作家も空気読んじゃうような世の中な気がして仕方ないんだけど、
作家ならみんなと違う考えをドカンッと言ってやって、
「あーあ、言っちゃった」みたいな白い目で日本人全員から見られるような
覚悟がないと、なっちゃいけない職業のような気がする。

それくらいじゃないと、偽善ばかりの作品はなくならない。

だから、僕はこの作品に世の中の偽善をめった裂きにするような刺激を
期待しているのだ。

それくらい、やってくれるんでしょ?『告白』さん。


【鑑賞後】評価:☆☆☆

サイコホラーって感じの作品だった。

また日本の倫理観の乏しい現状を風刺したような
「社会派」ムービーにも見える。

しかし、どちらのジャンルにしろ中途半端で、
見たことあるような人物描写で、
それがいま一つ盛り上がらなかった原因のように思う。

この映画は最初の30分が面白い。
場面は教室だけなのだが、生意気な中学生が騒ぐ中、
真面目そうな先生が徐々に「危ないこと」を言い始める。
緊張感があってオチもしっかりしていた。
最初の30分間だけで短編作品として成立している。

その後の話があまり惹きつけられないのだ。

危ない先生をところどころで登場させて、
生徒たちを恐怖のどん底に陥れてくれれば、
立派なホラーとして成立していたように思う。

なんかなぁ、特に感想はない。

偽善に対してメスをいれるような姿勢はうかがえるんだけど、
あまり深くまで刺し込めなかったようだ。

「メスじゃなくて、バターナイフですよ、それ」

って言いたくなる作品。



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